間伐材のベンチ作り

平成２２年６月１５日(火)　

芦子小学校で「環境教育」の一環として、『間伐材のベンチづくり』のための、皮むき作業を行いました。

 

間伐材は早川小学校からいただいたもので、児童や先生だけでなく、保護者や地域の方々と一緒に作業を行いました。

芦子小学校にいつまでも残る“思い出のベンチ”製作のために、一生懸命皮をむきました。

『間伐材のベンチづくり』のねらい

・五感を使って木の香りや手触り、色等を楽しみ、自然の良さを味わう。

・全校児童が協力して一つのものをつくりあげる体験を通して、仲間意識を育む。

・間伐材でも立派なベンチが作れることを知り、山の資源を大切にしたいという心情を育む。

『夢見るみどりの探検隊』

6月12日（土）13:30～15:00　小田原フラワーガーデン前の畑で「夢みるみどりの探検隊」主催のイベント「収穫を味わおう！　麦刈り体験」が催されました。

夢みるみどりの探検隊は、食育推進ボランティアとして、地場産の材料を使った農家直伝の手づくり講習会で、収穫した大豆を原料に味噌づくりやこんにゃく作り、シソジュース、ブルーベリージャム、野菜たっぷりの焼き肉のタレ作りなどにも取り組み食育活動に取り組んでいます。

約４０ａ(４，０００平方メートル)の畑の麦刈りは、鎌で行う手刈りとコンバインによる刈り取りで行われました。

サポーターと親子連れら約５０人が集合しました。

麦刈りをした畑には７月に黒大豆の定植を行います。

麦の栽培は、黒大豆の連作障害防止のために行っていて、2年毎に農地の確保が課題となっていましたが、麦を育てることで、連作障害を防ぐことが出来ます。

夢みるみどりの探検隊では、大豆栽培や味噌づくりを通して

・自然で安全・安心の食を見直してもらい、子供たちに引継いでもらうこと。

・今まで伝わってきた伝統食や農家生活の良さと自然との関わり方を学んでもらうこと。

・生産を続ける環境を守っていくことに理解と関心を持ってもらうこと。

・遊休・荒廃農地を活用すること。

などを目的に活動を開始しました。

・参加してくださった方の体験や感動が大きな波紋となって多くの方に伝わるよう、探検隊がその種をまいていきたい。

宮崎県に義援金を！

宮崎県では、口蹄疫問題により甚大な被害を受け、その様子が連日のように報道されたことは、皆様もご存知のとおりです。

　そこで、小田原市では、宮崎県を応援すべく義援金を募集することといたしました。皆様の暖かいご支援をお願いいたします。

募集受付期間　
平成２２年６月１１日(金)～６年２５日(金)

募集受付場所　
小田原市役所本庁舎内
２階総合案内
４階農政課窓口

川東タウンセンターマロニエ
城北タウンセンターいずみ
橘タウンセンターこゆるぎ

※皆様から集まった義援金は、宮崎県と社会福祉法人宮崎県協同募金会が開設する「宮崎県口蹄疫被害義援金」へ募集し、被害を受けられた畜産農家へ配分されます。

十郎梅

小田原が一望、景色が抜群でした。

例年６月中旬から、ＪＡかながわ西湘による、梅の展示即売会を『朝ドレファ～ミ♪』や『市民会館』、『横浜シルクセンター』で行っていますが、今年は３月の凍霜害の発生により、梅の収穫が出来ないため、販売は中止となりました。

青梅の梅酒用の白加賀や南高は、栽培農家が少量ですが、直売所で販売を行っています。

熟した梅干用の十郎や南高、杉田はこれからになります。

十郎梅の状況を見てきました。

曽我谷津の山のほうで、十郎梅を発見！

凍霜害の被害にあわなかった十郎梅が、少しだけ実っていました。

実が少ないせいか、残っている十郎梅は丸々と大きく育っていました。

十郎梅の隣のみかん畑では、みかんの花が咲いていました。

よく見ると小さなみかんの実が・・・・

報徳小学校 田植

報徳小学校の５年生が地元の桜井稲作組合の指導により、水稲栽培農業体験授業を行いました。

報徳小学校の田んぼは栢山の二宮尊徳捨て苗跡地で、今年から完全無農薬で化学肥料も使わない有機栽培で行うことになりました。

積小為大(せきしょういだい)

毎晩勉強していた金次郎は、読書をするための油代を稼ぐために荒地に菜種を植え、たった一握りの菜種から7～8升の取り入れになった経験や、捨て苗を荒地で丹精こめて育てて、秋には一俵の籾を収穫したことにより、自然の恵みと人の力の素晴らしさを知 ると共に、小さな努力の積み重ねが大切(積小為大）だと学び、これが後の行いや考え方の基になりました。

栢山田植歌保存会

栢山田植歌は、田植えをする農家の女の人たちが田植えの調子を取るために歌ったものです。
歌詞には農作業の様子や“鶴”や“亀”というめでたい動物や、“えびす”というめでたい神様の名前が入っていたりします。
この歌には豊作（ほうさく）の願いがこめられています。
栢山では、大正や昭和の初めころは６月中旬にはこの歌を歌いながら田植えが行われていたといいます。
しかし、人の手による田植えが姿を消し、栢山田植歌は歌われなくなってしまいました。
十数年前に地元の方が保存会をつくり、かつて録音したテープから栢山田植歌を復活させました。
今では、学区の小学校の体験学習で行われる田植えや、芸能大会・尊徳祭・栢山地区の敬老会などで歌われています。
かすりのもんぺ姿に菅笠で、昔の田植えの様子がよみがえってきます。

栢山田植歌の歌詞

１　今日の田の　たじろのエ　うちの　家（や）のはふ見れば　はふ見れば　目出度（めでた）くエ　祝へ（いわえ）　ヤノ鶴と亀と♪

２　苗取れば　下葉（したば）のエ　露で　ヤノ袖（そで）ぬれる　袖ぬれる　下葉のエ　露で　ヤノ袖ぬれる♪

３　昼もちが　来るかとエ　見れば　ヤノまだ家（うち）　まだ家に　おかまのエ　だんで　ヤノ召（め）し上がる♪

４　酒部屋（さかべや）の　えびすがエ　しめを　ヤノ幾重（いくえ）はる　幾重はる　七重（ななえ）もエ　八重（やえ）もエ　ヤノ重ねても♪

５　別れぞや　来年もエ　ござれ　あの歌の神　歌の神　来年もエ　ござれ　あの歌の神♪

無農薬の雑草対策に米糠を使います。

 農ギャル？も米糠散布をお手伝い

秋の収穫が楽しみです。

青梅の販売

凍霜害の被害により、ＪＡかながわ西湘では生梅販売の中止を決定いたしましたが、朝ドレファ～ミ♪では生産者が直売を行うため、量は少ないですが良質の青梅が店頭に並びました。

小梅

南高

白加賀

梅郷

テレビ番組で梅のエキスが取り上げられたことから、朝一番で『完売』してしまいました。

テレビの力って凄いですね。

小学校の田植が始まりました。

６月１日から小田原市内の各学校で学校田の田植えが始まりました。

芦子小学校では５年生が地元農家さんの指導により、田植えの体験が行われました。

芦子小学校の田んぼは元々農薬や化学肥料をなるべく使わずに農作業を行っていましたが、今年から完全無農薬で化学肥料も使わない有機栽培で行うことになりました。

この取り組みはすでに久野小学校で１４年間行われてきており、今年は久野小学校で指導を行っている小田原有機農法研究会 代表／小田原有機の里づくり協議会 副理事である石綿さんの協力により、芦子小学校と報徳小学校で行うことになりました。

農薬を使わないで、米ぬかを撒いて雑草対策を行います。

水の管理も必要です。